北欧通信vol.2

今週は1週間学校が休みなので、ジョージア(旧グルジア)に行こうかなって思って、友人に相談したりして検討した結果、ジョージアは拠点間の移動にかなり時間がかかるらしく、1週間では中途半端になりそうなので、見送ることにしました。
火曜日、水曜日とウプサラにあるニッケルハルパを弾く天使が描かれている教会を巡り、今日木曜日はストックホルムへフランスのプログレバンドMAGMAを観に行ってきました。

MAGMAはもう30年以上前になりますが、僕の初めての海外渡航ロンドンの宿近くで偶然コンサートがあったので、軽い気持ちで観に行ったら生涯ベスト5に入る衝撃のライブになりました。
それ以降、僕はトラッドの世界に行ったのでノーマークだったのですが、ジョージア行きが無くなったし、何か面白い事無いかなって調べていたら、ななんとちょうどMAGMAのライブがストックホルムであるではないですか。もうこれは行くしかありませんね。

座席は既にソールドアウト、やむなく立ち見で入場しました。オープニングは地元スウェーデンのMats/Morgan!たった2人のパフォーマンスですが、絶妙なアンサンブルが素晴らしかった。
盲目のキーボーディストMats Öbergは本当に天才ですね。
アレ・メッレルが惚れ込むのも理解できます。そう、彼はアレ・メッレルバンドのメンバーとして、僕の地元松阪にも来てくれてました。ステージで共演し、打ち上げで一緒に居酒屋九兵衛に行ったのを思い出します。

それから8月にウプサラで観たアレ・メッレルのステージでもMatsが大活躍してました。
40分ほどで演奏が終わると、いよいよMAGMAの登場です。

本当にノーマークだったので、詳しいレポートは出来ませんが、キーボード、ベース、ギター、マリンバなどは若いミュージシャンに変わってました。
が、しかし今年71歳のクリスチャン・バンダーは健在で、35年前と比べても創造するサウンドは全く色あせておらず、壮絶なアンサンブルと独自の世界観に終始引き込まれました。

とても贅沢は話なのですが、ここ2ヶ月以上、最高峰のスウェディシュ・フォークに触れる毎日で、これが日常化してきた所に、MAGMAのライブが観れて全身リフレッシュ出来、明日からの学習にも心新たに取り組めそうです。

約35年前に父にペンタックス一眼を借りて、初めて海外ロンドンへ行き偶然マグマを観た。
今日はミラーレスデジカメを持って、スウェーデンで思いがけずマグマのギグに行った。

全然変わっていない自分を発見した一日でした。

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